診療科・部署よりお知らせ

放射線科

一般撮影検査

一般撮影とは

CRシステム一般撮影とは、エックス線を使って胸部や腹部、あるいは全身のいろいろな部位の骨などの写真を撮る検査です(いわゆるレントゲン写真のことですね)。健康診断などで、一度は経験されたことがあるのではないでしょうか。 撮影する部位に応じて、いろいろな撮影法で撮影します。

被ばくの少ないFPD装置で撮影しています

当院では、FPD(フラットパネルディテクター)装置が一般撮影室に導入されています。この装置により以前より読み取り時間が短縮され、また高画質な検査が可能です。なによりX線被ばくが大幅に少なくなりました。また背骨や下肢全体などの広範囲を撮影することも可能です。

 

エックス線CT検査

CT検査とは

エックス線CTとは、エックス線を利用して体の輪切りの画像を撮影する検査です。比較的短時間(5〜10分)で検査部位を詳しく調べることができます。 場合によっては、『造影剤』という検査薬を使用して、より詳しく検査することもあります(その場合は検査時間がもう少しかかります)。

こんな検査ができます

  • 頭部から胸部・腹部、脊椎、四肢など、全身の検査に使用します。
  • MRIと比べて検査時間が短いので、緊急時にその威力を発揮します。
  • 3次元画像処理により立体での画像表示が可能となり、診断に威力を発揮します。

 

MRI検査

MRI検査とは

MRIとは、非常に高い磁場と電磁波を使って検査部位の輪切りの画像を撮る検査です。CTと違ってあらゆる角度の輪切りの画像が得られます。検査時間は20〜30分です。 場合によっては『造影剤』という検査薬を使用して、さらに詳しく検査することがあります(その場合は検査時間がもう少しかかります)。

こんな検査ができます

  • 造影剤を使用しなくても、血管像(MRA)、胆嚢・胆管(MRCP)、腎臓・尿管・膀胱(MRU)などの検査ができます。
  • 縦に長い脊椎・脊髄の状態が容易に調べられます。
  • CTでは描出できなかった初期の脳梗塞が、MRIでは描出できます(DWI)。

検査を受けるときは

MR検査で使用する磁場の強さは非常に強いため、検査を受けていただく際にいくつか注意事項があります。

  • 体内に金属のある方はお申し出ください。
    (心臓ペースメーカー、人工心臓弁、動脈瘤クリップ、人工関節 等)
  • 身につけている金属類は、検査前にすべて外してください。
  • MR検査室には、磁気カードおよび電子機器を持ち込まないようにお願いします。
  • 外すことのできる入れ歯、ブリッジ等は、検査直前に外してください。
  • 検査に支障がありますので、検査当日の濃い化粧、アイシャドー、整髪料(ポマード、トニック等)は、控えてください。

なお検査中コンコンという音がしますが、検査のために装置から発生する音ですので、安心して検査を受けてください。

 

 

 

 

骨密度測定検査

骨密度測定検査とは

骨密度測定骨密度測定検査とは、体の骨の量(骨密度)を調べる検査のことです。骨密度を測る方法はいくつかあり、エックス線を使う方法や、超音波を使う方法などがあります。 当院では腰の骨(腰椎)を微量なエックス線で詳しく計測する方法(DEXA法)にて行っており、他の方法よりも正確に測ることができます。検査による痛みはまったく無く、専用の検査台に5分ほど寝ていただくだけで検査が行えます。 また当院で2回3回と定期的に測っていただくと、これまで測った骨密度がどう変化しているかグラフで表すこともできますので、これからの骨粗しょう症の予防にも役立つことと思います。ぜひ一度検査を受けてみられてはいかがでしょうか。

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは、骨がスカスカになってもろくなる病気です。骨が弱くなるとちょっとした事で骨折しやすくなり、特に高齢者の場合には寝たきりの原因にもなります。骨粗しょう症は閉経期以降の女性や高年齢の男性に多く見られますが、若い人でも無理なダイエットによる栄養不足や、運動不足などでおこることがあります。 骨粗しょう症は、初期の段階では自覚症状がないのでなかなか気づきません。定期的に骨の量(骨密度)を測って骨の状態をチェックし、骨粗しょう症の予防、あるいは早期治療を心がけることが大切です。

 

エックス線テレビによる検査

エックス線テレビとは

エックス線テレビエックス線テレビは、エックス線を使って人体を透視し、骨や臓器の形や動きを見ることができます。そこでバリウム等の造影剤を使った胃や腸など、消化管の検査に多く用いられます。

 

ページの先頭へ