病棟のご案内
第8病棟 (50床)
8病棟は重症心身障害児(者)病棟として、1歳から65歳(神経内科)まで幅広い患者さんが入院しています。近年人工呼吸器を装着した医療ケアを必要とする重症度の高い患者さんが多くなっています。また、強度の知的障害の患者さんが大半で、言語的コミュニケーションの成立はむずかしい状況です。そのため表情の観察やフィジカルアセスメントを重要視し、個々にあった「きめ細やかな看護」を目指すよう心がけています。最近は多職種のチームと共働して、呼吸リハビリや口腔ケアなどより質の高いケアについて活動を強化しています。
また学童児教育では医王特別支援学校の訪問教育も受けており、年間の学校行事への参加も医療スタッフ付き添いのもと共に参加しています。一方で療育活動では数多くの行事企画がされており、サービス管理責任者を中心にご家族・医師・看護師・療養介助員などのスタッフも参加しています。
長期の契約入院患者さんが多く、病床は生活の場でもあることより、医療・看護のケアの質を高めるとともに生活の質も大切に考えていきます。