イベント
市民公開プログラムとメディカルオーケストラ金沢 コンサートのお知らせ
このたび、「国立病院総合医学会」が金沢駅前の石川県立音楽堂コンサートホールで開催されます。これに合わせて、地域の皆様を対象とした市民公開プログラムが開催されます。
今回のテーマは「能登半島地震をこえて〜地域の絆と命を守る力〜」。能登半島地震の経験から得られた教訓を共有し、災害時に命を守る力について学びます。
また、医療従事者が奏でる「メディカルオーケストラ金沢」の演奏会も開催されます。
災害への備えの学びと心の安らぎを得られる貴重な機会です。皆様のご参加をお待ちしております。
・日時: 11月8日(土)
・市民公開講座:13時10分〜
・メディカルオーケストラ金沢:15時05分〜
・場所: 石川県立音楽堂コンサートホール
・参加費: 無料
市民公開プログラムは申し込みフォームからお申し込みください。
https://www.entry-sys.net/form/79nms_sponsorship/79nms_sponsorship_fm7_10/input.php
国立病院総合医学会の詳細は学会ウェブサイトをご確認ください。
https://www.congre.co.jp/79nms/

プログラムの趣旨
令和6年1月1日に発生した能登半島地震は、多くの命と暮らしに甚大な被害をもたらしました。発災から1年半が過ぎた今も、被災地では復旧・復興への取り組みが続いています。本プログラムでは、被災地の現状と未来に向けて、災害の記憶を風化させず、地域の絆と命を守る力を、市民の皆さんと学会参加者とが一緒に考える機会にしたいと思います。オーガナイザーとして谷内江昭宏教授を迎え、能登の自然と文化を活かした創造的復興に向け、ICT活用やコミュニティ支援を進める産学連携の取り組みなど復興の全体像を総括します。近藤久禎先生からは、発災直後から展開されたDMAT等による保健医療・福祉活動の実際と教訓を紹介。能登地震や熊本地震、新型コロナなど国内外の危機対応に関わった経験から、災害医療の本質を語ります。芦屋西宮市民法律事務所・津久井進先生からは、 大災害時に被災者一人ひとりの生活再建を支える取組である「災害ケースマネジメント」のこれまでの経験や、能登半島地震での関わりを踏まえ、今後の課題について解説します。 石川テレビ放送アナウンサー・稲垣真一氏は、ローカルメディアとしての災害報道の役割を語ります。 『石川さんパレット』キャスターとして現場を取材し、地域貢献にも積極的に取組む経験から、多様な視点での情報発信の重要性を伝えます。被災地の教訓を共有し、日常からできる備えや支え合いのヒントを得られる貴重な機会です。ぜひご参加ください。




